それはapt-getより便利なaptっていうのが増えたこと
といってもGUIしか使わんという人にはどうでもいい話だが
そもそもubuntuでアプリをインストールするとき
1.ソースビルド
2.dpkg
3.dselect
4.apt-get
5.aptitude
6.apt
7.ソフトウェアセンター
8.synaptic
9.gdebi
の9通りがあるわけだが、この内dselectを使っている人は私は見たことがないので実質的に8個
で、残りをインストール元のデータの種類によって分けると、
1,インストール元がパッケージ
apt-get,aptitude,apt,synaptic,ソフトウェアセンター
2.インストール元が*.deb
dpkg,gdebi
3.インストール元がソース・ファイル
ソースビルド
この内3のソースビルドはtarとかのフォーマットで時々ネットに落ちてるソースをコンパイルしてアプリにする時に対して使う。
が、これの話をすると面倒なのでしない。
次に2の"*.debのファイルを直接インストール"だけどこれは時々親切なサイト
(google earthとか、プリンターのドライバーとか)でやっている。
たとえば hoge.deb をインストールするなら
hoge.debのダブルクリックでgdebi(かソフトウェアセンター)を起動する
か
shell から
dpkg -i hoge.deb
みたいな感じでできる
最後にやっとパッケージ管理の話だ
これどうなんでしょ 最近の人は全部ソフトウェアセンターしか使わんという人も多いけど私とかは未だにsynapticとか使ってたりするんですけど、そういう人は少ないんですかね。 なんか細かく指定できるし。私はsynapticとか結構好きなんですが。
一方shellからするときは、
apt,apt-get,aptitudeの3種となる。
ここでよくあったのがapt-getとaptitudeはどっちがいいのか? って論争だけどこれからはaptがそれに入るのだろうか?
ここで混乱しがちなので使い方まとめ
システム更新
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade (もしくは dist-upgrade)
sudo apt update
sudo apt upgrade(もしくは full-upgrade)
sudo aptitude update
sudo aptitude safe-upgrade (もしくは full-upgrade)
sudo aptitude update
sudo aptitude upgrade (もしくは dist-upgrade)
この内インストールをともなわない更新はsudo apt-get upgradeのみ
でaptの利点は覚えやすいので使いやすいこと
パッケージ検索
aptitude search hoge
apt search hoge
apt-cache search hoge
パッケージ確認
aptitude show hoge
apt show hoge
apt-cache show hoge
パッケージinstall
sudo apt-get install hoge
sudo aptitude install hoge
sudo apt install hoge
パッケージuninstall
sudo apt-get remove hoge
sudo aptitude remove hoge
sudo apt remove hoge
パッケージの設定も込みでunitstall
sudo apt-get purge hoge
sudo aptitude purge hoge
システムに不要なパッケージ一括削除
sudo apt-get autoremove
設定ファイルだけあるパッケージ確認
dpkg -l | grep ^rc
インストール済みパッケージ一覧
dpkg -l
パッケージのインストール状態確認
dpkg -l hoge
インストール済みパッケージの中のファイル一覧
dpkg -L hoge
あるファイルがどこのパッケージに由来するか?
apt-file search ファイル名
ppaをリポジトリに追加
sudo add-apt-repository ppa:?????
リリース情報
cat /usr/share/distro-info/ubuntu.csv
カレントリリース情報
cat /etc/os-release
cat /etc/lsb-release
OSのアップグレード
sudo do-release-upgrade
公開鍵を利用できないため、以下の署名は検証できませんでした NO_PUBKEY 74A941BA219EC810 の解決
gpg --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv 74A941BA219EC810; gpg --export --armor 74A941BA219EC810 | sudo apt-key add -
まあこんなところが必要な情報でしようか
今まで使用頻度的には
apt-get>>(超えられない壁)>>aptitude,dpkg
だったが
aptが気に入ったので
apt>apt-get>>(超えられない壁)>>aptitude,dpkg
となりそう。
つまり
更新
sudo apt update
sudo apt upgrade
インストール
sudo apt install hoge
アンインストール
sudo apt remove hoge
検索
apt search hoge
要らないパッケージ削除
sudo apt-get autoremove
みたいな感じで使うことになりそう。と言うかもうなってる
aptのダウンロード元URLを動的に(実行時に)一番速いところに切り替える話がここにあった。
http://askubuntu.com/questions/37753/how-can-i-get-apt-to-use-a-mirror-close-to-me-or-choose-a-faster-mirror
普通この手のことをやるときは「ソフトウェアソース」ー>「ダウンロード先」ー>「その他」ー>「最適なサーバを探す」
でやるっていう基本的な技があるが、これがヤなのは年に数回サーバーが落ちてることがあることだ。その度やり直すのが面倒といえば面倒な所。
このやり方を使えばそれを動的に切り替えてくれる。
実際に
http://mirrors.ubuntu.com/mirrors.txt にブラウザでアクセスすると分かるが近所のサーバ一覧を返してくる。
まあここに書いてあるように
/etc/apt/sources.listにあるサーバー名を
mirror://mirrors.ubuntu.com/mirrors.txt で書き換えた。
例えば
deb http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/ubuntu/ precise restricted main multiverse universe
deb http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/ubuntu/ precise-updates restricted main multiverse universe
deb http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/ubuntu/ precise-backports restricted main multiverse universe
deb http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/ubuntu/ precise-security restricted main multiverse universe
deb http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/ubuntu/ precise-proposed restricted main multiverse universe
を
deb mirror://mirrors.ubuntu.com/mirrors.txt precise main restricted universe multiverse
deb mirror://mirrors.ubuntu.com/mirrors.txt precise-updates main restricted universe multiverse
deb mirror://mirrors.ubuntu.com/mirrors.txt precise-backports main restricted universe multiverse
deb mirror://mirrors.ubuntu.com/mirrors.txt precise-security main restricted universe multiverse
deb mirror://mirrors.ubuntu.com/mirrors.txt precise-proposed main restricted universe multiverse
で変えた。(preciseの時)
なおdeb-srcも同じ。
これで実行時に最適サーバにアクセスするようになる。
ただこれの不具合として
apt-file update が
W: Don't know how to handle mirror
W: Don't know how to handle mirror
W: Don't know how to handle mirror
W: Don't know how to handle mirror
W: Don't know how to handle mirror
みたいなエラーを出すのがある。
これを解決するには
/etc/apt/sources.list.http
のファイルをsources.listをコピーしてつくり、中身を元のHTTPのURLに戻した後で
apt-file updateの代わりに
apt-file --sources-list /etc/apt/sources.list.http update
をつかえばうまく行く。
https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/apt-file/+bug/1395988
有名なPPA
http://www.ubuntuupdates.org/ppas
このリストのつかいかたは
たとえばMidoriがつかいたいなら
http://www.ubuntuupdates.org/ppa/midori
にかいていあるように
sudo add-apt-repository ppa:midori/ppa sudo apt-get update sudo apt-get install midori
を行う。
GOOGLEのLINUXレポジトリ情報
GOOGLEのアプリなのだがこれはインストールするとレボジトリも自動で追加される。
現在の情報はこれ
https://www.google.com/linuxrepositories/今落とせるのは
Google Chrome
Google Earth
Google Music Manager
Google Voice and Video Chat
mod_pagespeed for Apache
Google Web Designer
だけ。
昔あったPicasaとかGoogle Desktopとかはなくなっている。
Google Web DesignerとGoogle Music Managerが新顔
また
Google earthのレポジトリ情報は古い。(最新でない)
キーはこれ
https://dl.google.com/linux/linux_signing_key.pub
apt-lineはインストールすると自動でつくが一応書いておく。
deb http://dl.google.com/linux/chrome/deb/ stable main
deb http://dl.google.com/linux/earth/deb/ stable main
deb http://dl.google.com/linux/musicmanager/deb/ stable main
deb http://dl.google.com/linux/talkplugin/deb/ stable main
deb http://dl.google.com/linux/mod-pagespeed/deb/ stable main
deb http://dl.google.com/linux/webdesigner/deb/ stable main
後ついでにDVDを再生するやり方
sudo apt-get install libdvdread4
sudo /usr/share/doc/libdvdread4/install-css.sh
http://www18.atpages.jp/~mansionlaw/index.php?dvd%E3%82%92%E5%86%8D%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84
もしくは最新を使いたいなら
deb http://download.videolan.org/pub/debian/stable/ /
deb-src http://download.videolan.org/pub/debian/stable/ /
をソースリストに追加後
wget -O - http://download.videolan.org/pub/debian/videolan-apt.asc | sudo apt-key add -
のあと
sudo ap-get install libdvdcss2
ソースリスト作成ソフト
http://repogen.simplylinux.ch/index.php
その他
http://debian.fam.cx/index.php?AptGet